障害者差別解消法でも性問題は解消されていない
PRESIDENT WOMAN Onlineに「息子の子を妊娠し堕胎する母親がいる」障がい者専門の性サービスを起業した女性が語る日本の深刻な介護事情という記事が投稿されていた。
URL:https://president.jp/articles/-/80531
普段から障害者の性についての記事は探して読むようにしているのですが、私達も障害者の性問題について携わっていることから、こういう記事はちゃんと触れておこうと思う。
一般社団法人「輝き製作所」は私達も非常に参考にさせていただいてる法人だ。
「“障がいと性”をもっと明るく」
タブーとされがちなこれらの問題を明るくてらしていこうという考えだろう。
私達の理念とも共感することが多い。
代表の小西さんの経歴については、記事に譲るとして、少しタイトル回収をさせていただこう。
息子の子を妊娠し堕胎する母親がいる
これは紛れもない事実だろう。
障害者にしろ、アルツハイマー型認知症にしろ、介護を行うのはその家族であることが多い。
家族が介護して当たり前という風習や実情は障害者差別解消法では解消されていない。
親の愛と言い換えてもいいが、ここに他人が口を挟む余地がないのも問題があると思う。
私達が障害者対応風俗店を全国的に掲載している理由は、まずはお金で解決してはどうかと思っている。
時々は他人に頼っても良いのではないかと思うのだ。
月に一度でも、2ヶ月に一度でも良い。
その事で、非情だとか薄情者呼ばわりされることがあればそれこそ社会がおかしい。
介護者の苦労を少しでも楽にしてあげたいと思うから、私達は障害者対応風俗店を聞き込みして掲載している。
掲載料金は無料だ。
介護をしている母親が息子の子供を妊娠して堕胎、そこまで心も体も負担を負う必要はないのではとも思う。